初心者向け

【初心者向け】株の買い時を見極める

トレンドラインで買い時を見つける

株の買い時を見つけるには、相場の大きな流れ(トレンド)をつかむことが大切です。
株価は常に動いており上げ下げを繰り返します。チャート上で山(高値)と谷(安値)が連続的に高くなっていく動きを「上昇トレンド」、連続的に低くなっていく動きを「下降トレンド」、値動きが一進一退の状況なら「横ばいトレンド」と言います。

上昇トレンド

株価は小さな「山(高値)」と「谷(安値)」を形つくりながら動いていますが、上昇トレンドなら「谷(安値)」と「谷(安値)」を結んで線を引きます。右肩上がりの一本の線、これが上昇トレンドラインです。また「下値支持線(サポートライン)」と言います。上昇している株価が下落し、この下値支持線(サポートライン)あたりにくると、反転上昇しがちです。

下降トレンド

反対に下降トレンドなら「山(高値)」と「山(高値)」を結びます。この右肩下がりの線が「上値抵抗線(レジスタンスライン)」です。株価が一時的に上昇しても、この上値抵抗線(レジスタンスライン)あたりの価格で下落に転じることが多いと言えます。

トレンド転換

トレンドはいつか変わります。横ばいトレンド、あるいは下降トレンドから上昇トレンドに転換するポイントを見極めることができればそこが買いのチャンスなります。
トレンドの転換が明確にわかるのが、株価がトレンドラインを突き破った時です。つまり、上昇トレンドに転換するときは株価が上値抵抗線を突き破った時が買い時です。

移動平均線で買い時を見つける

移動平均線はある一定期間の株価を平均化して線グラフにしたものです。例えば「25日線」なら過去25日間の終値の平均が線グラフになったものです。
移動平均線には5日線や25日線などの短期線、13週線、26週線などの中期線、52週線などの長期線があります。
文字通り、短期線は短期投資に、長期線は長期投資に使い分けます。

ゴールデンクロス

移動平均線は上昇トレンドにある時は右上に向かい、下降トレンドにある時は右下に向かうため、株価のトレンドを知ることができます。
短期線が長期線を下から上に突き抜けたとき、株価の上昇が続く可能性があります。これをゴールデンクロスと呼び、買い時です。
特に長期線、短期線ともに上向きであればその確率はより高まり、買い時と言えます。
ただ、移動平均線のゴールデンクロスは遅行性があるため、動きの状態も判断し、買うタイミングを計る必要があります。

移動平均線と株価から買い時を見つける

移動平均線と株価の乖離(かいり)の仕方や方向性を見ることで、株価の先行きを判断する方法もあり、この方法を「グランビルの法則」と呼びます。

買い時パターン①

株価が移動平均線を下から上に突き抜けた場合、買い時です。移動平均線が横ばいから上向きに転じていたら、上昇はより強いものと言えます。

買い時パターン②

移動平均線が上昇している中で、株価が値下がりして下に突き破った時も買い時です。

買い時パターン③

移動平均線が上昇している中で株価が下落。しかし、移動平均線をクロスすることなく再び上がり始めたときは買い時です。

買い時パターン④

株価が移動平均線を大幅に下回って値下がりしたときに、株価の反発が期待できるので買い時です。

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